#41〜#50
MARSで発券した「福山から徳山まで新幹線自由席、学割」のきっぷです。
乗車券と「新幹線自由席特急券/のぞみ特定特急券」が一葉化されていますが、制度上の違いが大きいため有効期間等々別々に記載される項目もちらほら。学割も加わって少々にぎやかな券面になっています。
中国JRバスとJR九州バスが共同運行する「福岡・山口ライナー」の往復乗車券の復片です。往片は同一サイズ、さほど変わらない見付で左側についていました。
同路線専用で全区間に対応した補充券で、画像のように○をつけて発行する形。地紋は中国JRバスの社章とJR九州バスのJRマークが交互に並ぶタイプです。裏面には「福岡〜山口線」と大きく書かれており、その下に注意書きが記載されています。
発行当時は定員制だったこの路線は、'05年8月より座席指定制に変更されておりこの乗車券は過去のものとなりました。現在この出札所(新山口駅新幹線口)では手書きの補充券による発売とか……。
手元に残していない券、第3弾。
両備バス(岡山県)・井笠鉄道(岡山県)・中国バス(広島県)が共同運行する岡山・岡山空港〜福山間の高速バス「ももっちライナー」の乗車券です。福山駅の中国バス側乗り場では券売機での発売で、画像のような券が出てきます。
地紋は茶褐色で中国バスの社章が連続するもの。全体に灰色がかっているのは元からです。中国バス経営破綻によりこの地紋も近いうちに見納めということになるのでしょうか。
昭和自動車(佐賀県)の乗車券、今回は券売機券を取り上げます。
いずれも11.1の運行計画変更で廃止となる区間の乗車券でして、上2枚が博多駅〜今宿間の往復券(いずれも復片)、下が今宿発着所からの乗車券です。
上は今宿発着所の券売機で購入したもので、10日有効とあるにもかかわらず発売日・券番などが省略されている妙なスタイル。一方下が博多駅交通センターの券売機で発行されたものです。額面の違いは今年(2006)6月の運賃改定のため。800円券は半年出ていないことになりますか……。
下は今宿発着所の券売機で購入した乗車券で、こちらもなぜか日付がない以外はオーソドックスなスタイル。券売機は最近交換されたようで一番上とは違う機械による発券です。新しい券売機は80円からの回数券がボタンの2/3近くを占めるという珍しいスタイルでしたが、今回改正で発着所自体閉鎖の見込み……。
#44 鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ(2006年版)
鉄道の日を記念して、今年も恒例の乗り放題きっぷが発売されました。普通列車のみ乗車可能で特急などに乗る際は別に乗車券も必要となる点など効力は18きっぷに準じます。3回分ということで1回あたりのお値段は18きっぷよりも高めの設定。ただしこども半額の設定があります。
18きっぷと比べると券面のスペースに余裕があるからか、日付スペースがすこし広めになっており、18きっぷの常備券みたいに各回毎に「当日限り有効」の文字も書かれています。何故か日付を入れる順番が18きっぷと逆になっています。
ご案内片の内容も18きっぷに準ずるものです。
手元に残していない券、第4弾。
両備バス(岡山県)・下電バス(岡山県)・西鉄バス(福岡県)が共同運行する岡山〜福岡間の夜行高速バス「ペガサス」の乗車券です。西鉄側で買うとMARS85mm券サイズの感熱印字の端末券が出てきますが、両備バス側で買ってみるとこんなドットインパクトプリンタ印字の乗車券がでてきました。広島あたりで見かけるものとはちょっと違う様式になりますか。
余談ですが、北九州の砂津から買って11月3日福岡11時31分発云々と確認されると違和感を感じますね。確かに北九州も福岡県内ですけど、夜行高速バスですら運賃地帯が変わるくらい距離があるので……。思わず、すわ誤発券かと身構えてしまいました(苦笑)
#45 鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷ(2005年版)
鉄道の日に関連して、JR西日本では独自に一日分の乗り放題きっぷを発売しています。JR西日本管内のみ有効ながら、1日単位での発売でかつ全国版より若干安い点はなかなか魅力的です。
2004年発売分までは限定発売の常備券で模型つきという記念券的なスタイルでしたが、2005年度からはMARS発券に変更されました。
1回分ながら日付未指定で当日日付記入(ないし入鋏)を受ける形式で、それゆえ自動改札を通れない120mm券となっています。
前回紹介の西日本一日乗り放題きっぷの2006年版です。前回掲載の2005年版と比べてみると、券面記載事項が、入鋏による日付押印に配慮してかまとまった空白を作る方向にシフトしている他、旧「ご案内1」券がばっさり削られ、その代わりアンケート券が追加されています。
#47 鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷ(2004年版)
鉄道の日記念西日本一日乗り放題きっぷは、前回までに紹介したMARS券になる前は画像のような常備券で発売されていました。年ごとに3種類の小さな模型がおまけでついており、その種類によって台紙の色・デザインも異なっていました。画像は2004年版、サンライズエクスプレスの模型がついていたものです。
模型ごとケースにセットされており、その関係で厚みのある台紙・券本体となっています。乗車券部分のサイズはMARS120mm券を若干横に詰めた程度。記念券に近い体裁で、発売日・発駅常備となっています。日付部分は回転日付印対応で横長に大きく取られていますが。画像のようにチケッターで代用することが殆どでした。
博多駅交通センター3Fより発着しているJR九州バス直方線の乗車券です。JR九州本体からバスが「JR九州バス」として分社されたため、印字内容は変わりませんが地紋は(直営時代)JR-K地紋→(分社後)無地紋→独自地紋と変化しています。
JR西日本の整理券を色々。
一番上が比較的初期から存在するタイプ。
2番目のバージョンでは「JR西日本」の文字が明朝体に、日付が西暦に変更されており、番号が太字で印字されるようになりました。
3番目では社名がゴシック体に戻った一方で番号が明朝体となり、全体的に字幅が狭くなっています。また、日付が1桁の時の0が省略されるようになりました。
最後のバージョンでは社名部分がJRロゴ入りとなり、駅名も明朝体となっています。
いずれもおおむねB型券サイズ。感熱両面印刷ですが、2番目までは裏面は番号と駅名のみ印字、3番目以降は表裏の印字内容が同じになっています(稀に不具合で裏真っ白とかありますが)。
#50 中国JRバス 福岡・山口ライナー往復割引券(MARS券)
福岡・山口ライナーの往復割引券、MARS発券バージョンです。常備券の場合は1枚ものでしたが、MARS券の場合は企画券の機能を用いて出したと思われる往復割引券本体とバス指定券の2枚(片道分)から構成されています。
往復割引券本体は、運賃段階の枠内となる全停留所を併記しておりなかなかにぎやかな券面。ちなみに山口地区発着の券になりますとこれまた「山口駅・米屋町・湯田温泉通」表記でますますにぎやかなことに……。
発券当時は定員制の形を取っていましたが、便指定のみのバス指定券を発行していました。こちらは降車停留所を完全に指定しています。