2007.08月分
8月のトップ画像は真夏の蒜山高原。涼しさに触れたい季節です。
2007.08.10
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■[旅日記]@古屋橋
鏡野町営バス、忠野折り返し場からてくてく歩いて余野を目指す。
ここにはまだ1日1往復のバス便があり、その停留所がマイルストーンになる。
「中鉄バス」古屋橋停留所まで来たので、あとバス停一つ分。
……え?
立派な(?)ポールが立ってるけど、ここにはもう中鉄バスは来ていません。
5年近く前に廃止となり、今では代替の共同バスが残っているだけ。
停留所の円板は破損した分から取り替えられているようなので、まだ元の表記が残っているのか。
……それでは説明できないくらい円板が真新しいんですが。
中鉄本体が撤退する少し前、富まで行く便を2往復から1往復に減便した際に、勝山〜余野間に運行されていた中鉄美作バスによる廃止代替バスを富まで延長することで代替しており、今年1月までこの子会社の路線は運行が続いていた。
この子会社の路線もこの停留所を通るため、中鉄グループの方で円板を交換した際間違え、1月の路線廃止後も放置されたと考えると説明はつくか。(三叉路中谷寄りのこのポールの前は通らないので元から共同バスの円板にしておくのが正当なのだが)
理由はどうあれ、いいかげんな話ではある。
これだから先日の報道番組で妙な誤解を与えるような放送がされたりするんですよ、と。
■[旅日記]@大津神社
(旧)久世町指定 名勝
鏡野町営バスが案外余野寄りまで行ってくれたので、余った時間で近くの神社を詣でる。
■[旅日記]久世路線
余野上停留所で勝山行きを待っていると、ちょうど真庭市コミュニティバス(樫東・余野ルート)がやってきた。
2,3名利用者の姿が見え、まあまあ根付いてきてるかな、という印象。
勝山〜余野線廃止後はこの路線で代替、ということになるだろうか。
■[旅日記]勝山路線
勝山で見かけた真庭市コミュニティバス・富山ルート/清谷ルートの車両。
えーと定員何名だ? これ(汗
運行はフクモトタクシー。白ナンバー→車両は真庭市所有?
■[旅日記]@勝山中鉄BC
勝山の市街地をのんびり散策した後、追分口経由で津山へ。
画像は勝山地区を走る中鉄美作バスの路線車が2台揃ったところ。
この光景もあと2ヶ月半か……。
2007.08.18
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■[交通]補助見直し
どこぞの煽りに乗せられて、岡山県独自の路線バス補助制度対象路線についてちまちま調査中。
昨年度の対象路線一覧と、新聞報道の噛み砕かれた表現による基準しか手元にないので、今後どこまで補助の対象となるのか正確なところはまだ把握できていないが、大まかな傾向は見えてきたかな……廃止代替の路線や旧市町村内の系統は非常に厳しいです。
真庭市だったか、幹線系統はできるだけ民間でがんばってもらって、地域内交通は自治体の法で進めていくみたいな方針を立てていたけれど、今回の補助見直しの方向性からすると、こういう傾向が加速されるのかね。
中鉄美作バスは真庭市内の廃止代替路線(旧21条路線)を全廃。中鉄バス本体は補助から外れる系統は(輸送密度の動向にもよるが)思ったほど多くはないものの、対象系統の動向は気がかり。
他では備北、井笠系列が対象路線が多そう。先だって井笠鉄道バスの一部路線廃止が報道されていたが、路線背景(距離・通過市町村)の面では補助継続要件に合っているのが……すると輸送密度か、他路線との絡みで再編を余儀なくされたか。それでも、対応としての「廃止」はやや過激な印象で、先行きの厳しさの片鱗が見えるような。
■[交通]智頭急行・普通
智頭急行の普通列車に上郡から全線乗り通してみた。
岡山県内を通る鉄道ながら、僕の行動圏との関わりが薄いからか、乗り通すのは実に10年ぶりのこと。ということで気分は新鮮(汗
三セクの優等生といわれる智頭急行。実際長編成の「スーパーはくと」「スーパーいなば」(後者はそう長くもないが)が乗客満載で走っていたが、普通列車は山がちかつ県境を2度越えるようなロケーションゆえ閑散としている。乗車便も(乗り放題きっぷ利用での)乗り通し客が数名、(乗り放題きっぷ利用での)宮本武蔵関係の観光客が若干、そして地元客が片手で数えられるくらい、という状況。それでも日中で大原以南1本/hr、以北1本/2hrとそこそこフリークエンシーは確保されており(後者でも接続する因美北線と同等の本数)、単行の普通列車が特急群に互してちょこちょこ走っている様は立派なもの。
特急通過を見越した高規格の路盤をゆったり走るのは独特ののんびり感があっていい。岡山県下では井原鉄道がやや劣る線路条件ながらきびきび走っているので、(普通列車の)スピード感は乏しいけれど、それでも80〜90km/hで巡航。60km/hそこそこしか出せない電化路線沿線在住の身としてはこの線路条件はうらやましくも感じられ……(苦笑)