中鉄バスの座席

一般車両:新製投入車の項に簡単な説明があります。

4. 高速車両:移籍車

■NO.2001

 高速仕様の移籍車でも車内は基本的にそのままで用いられています。
 NO.2001の座席は2階建て車とあって景観に配慮してか背もたれの高さは詰め気味で、かつ枕部分の横が削られています。相対的には枕部分だけぴょこんと飛び出た出で立ちです。
 その重量ゆえ、軽量化の要請があるのか座席の重量感に対して肘掛けは軽めで、長さも寸詰まりな印象です。

■NO.9025

 総社バスからの路線顔な移籍車。座席も路線車に準じたような形で、背もたれなどは後のNO.9203等に使われているものと同じものが使われています。

■NO.9125

 この車は元々後部サロン仕様だったのか、前方を詰め気味にして、サロン部分では逆に座席が回転できるようピッチを広く取っていたようですが、移籍時に均等な配列に変更されています。個別空調の位置に面影が残っています。
 座席は比較的重厚な外観ですが、基本構造はやや古めな印象。サロン部分に使われていた名残で窓側にもがっしりした肘掛けが取り付けられています。

■NO.9224

 中鉄観光交通からのグループ内移籍車です。
 シートカバーは882x用のものを流用しているのか、座席の形と合っていないようです。
 フットレストが備え付けられていますが、これがバー2本で構成された独特のもの。ただ、その関係でシートピッチの割に足下が狭い印象を受けます。

■NO.9251

 勝山高速向けに移籍してきた中型車の座席です。元々は自家用なのか全般的に簡素な内装で、座席もどことなくフラットな外観です。
 座面も見た通り平坦な仕上がりですが、表地の張りが強めな印象です。

■NO.9424

 こちらも元々は自家用と見えて簡素な内装となっています。
 座席はタチエス製とみられるリクライニングシートを装備。NO.9023あたりで使われているものと比べてやや薄造りに見え、座面もフラットなものです。

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last updated at 2009.04.05
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