中鉄バスの座席

一般車両:新製投入車の項に簡単な説明があります。

3. 高速車両:新製投入車


■NO.8821

 岡山空港リムジンバス運行開始時に大挙導入された車両です。車内は2-2配置で補助席があり、(写真では見えていませんが)運転席側前2列分を用いて荷物置場が設置されています。
 座席はタチエス製のリクライニングシートが採用されており、(初期に導入された車両よりは軽めとはいえ)全体的に重厚な仕上がりとなっています。

■NO.8826

 岡山空港リムジンバス運行開始時に大挙導入された車両です。車内は2-2配置で、運転席側前2列の部分にはこの車も荷物置場が設けられていましたが、後に県内特急に転じた際に、座席が増設されています。
 NO.8821同様にタチエス製のリクライニングシートが採用されていますが、背ズリがやや薄めであり、補助席を収納した肘掛けの形も異なっています。


■NO.9023

 空港特急向けに導入された中型車です。こちらもタチエス製のリクライニングシートを装備していますが、世代の差かこちらの方がシャープな外観です。


■NO.9422

 1994〜95年にかけて導入された夜行高速車の座席です。先代(杉本工業製?)とは異なり天龍工業製と思われる座席が採用されています。
 夜行仕様に対応して、マジックテープで移動可能な枕、三角形のブロック状をした腰当て、位置・角度調節可能なレッグレスト、足をつっこめるタイプのフットレストと重装備な座席となっています。

■NO.0221

 2002年、県内高速用に導入された車両です。低運賃な近距離高速用の車両とあって内装は極々簡素な仕上がりとなっています。
 座席はタチエス製のリクライニングシートを採用しています。次項で示すNO.9424の座席とは細かい部品が違う程度です。
 座面は平板かつ薄造りなものですが、NO.0255あたりのそれほど薄さを感じさせないのは、背ズリの形状による着座姿勢の差でしょうか。


■NO.0321

 2003年、岡山〜姫路線・播備(ばんび)ライナー用に導入された車両です。低運賃な近距離高速用の車両とあって内装は極々簡素な仕上がりとなっています。
 座席は天龍工業製のリクライニングシートですが、背面が低く、座面も2席一体型のタイプを採用。モケットも一般路線車と共通の柄であり、かなり廉価なタイプかと思われます。

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