1991年

[一般路線(大型)]

NO.9101
岡山22か32-81
日野-日野 別方向

 昨年に引き続き、全長9.5mクラスのRUが投入されています。仕様に取り立てて変更はありませんが、'90年代多用されてきた桜色濃淡のモケットはおおよそこの辺りの車が発祥のようです。

岡山駅にて 2005.08.19 

NO.9102
岡山22か33-48
日野-日野

 吉備中央町(旧加茂川町)方面の路線に多用される車でして、画像のようにその方面専用の幕が追加されています。一時期金川・二川経由尾原・杉谷という長大系統が存在したため70枠の運賃表を用いていましたが、系統再編により通常の50枠のものに戻されています。

岡山駅にて 2006.07.16 

NO.9103
岡山22か33-62
日野-日野

 91年投入のグループ(NO.9101〜9103)は長らく岡山に配置されてきましたが、2005年秋以降、NO.9101とこの車が相次いで津山に移っています。
 早くからミラー増設を行った車である一方、なぜか前ドア上の雨樋パーツが欠けています。

津山広域BCにて 2006.05.05 

NO.9110
岡山200か・523
日野-日野 別方向・履歴

 2004年投入の移籍車。当時新設された岡南方面の路線に専用された車両です。
 比較的初期のワンステップバスで中ドア後ろにはまだ段差があり、前中扉間の大部分は内向きの座席となっています。前事業者のものを踏襲したと見られる座席のモケットは奇しくも以前の岡電バスと同じ柄です。

岡山駅にて 2008.10.16 


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NO.9111
岡山200か・524
日野-日野

 同じ事業者からもう1台。これ以降の移籍車は全て方向幕をLEDに交換しています。
 運賃箱は他車と同じ小田原製ながら薄型の機種を採用。今のところこの前後3台のみのレアな存在です。

岡山駅にて 2005.08.19 

NO.9112
岡山200か・545
日野-日野 別方向

 2004年投入の移籍車です。色々な点で在来車と似ているようでやっぱり違うという感覚がそれらしさを醸し出しています。車内はハイバックシートが2+2で並びますが着席定員重視な配置でやや狭め。こう見えてカーテンも取り付けられています。

岡山駅にて 2006.02.18 


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NO.9113
岡山200か・685
日野-富士重工

 2005年投入の移籍車。なんと富士重工車体で登場しました。
 元々1+1の配置に後部2窓分は内向きシートと都市型の配置だった跡が見られますが、部分的ながら座席移植を敢行して1+2配置に仕立ててあります。それゆえ車内もかなり"濃い"雰囲気です。

岡山駅にて 2005.08.03 

NO.9114
岡山200か・713
日野-富士重

 少々おいて同じ年に2台追加投入されました。増設された座席のモケットは'90年代の標準のもの、整理券発行機はLECIPのOEMになった伸光製と期せずして小変更が生じています。

岡山駅にて 2006.08.25 

NO.9115
岡山200か・719
日野-富士重

 この年は新車での投入台数が少なかったこともあり、現在では移籍車の勢力が在来車を上回っています。

岡山駅にて 2007.03.26 

[高速]

NO.9121
岡山22か32-20
日野-日野

 当時登場したばかりの日野セレガスーパーハイデッカーを東京線に導入。車内も夜行仕様ということで3列独立シート・トイレ付きを奢っています。のちに画像のように県北〜新大阪線に移っていますが、床下仮眠室に夜行路線の名残を残しています。

落合インター〜中国追分間にて 2003.08.19 

NO.9122
岡山200か・368
三菱-三菱

 2002年投入の移籍車です。なかなかの個性派仕様。
 車内はやや簡素ながらリクライニングシート。前所有者時代から、1列減らして前後幅を広げ、補助席を外し……と手を入れられています。

岡山空港にて 2003.12.26 


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NO.9123
岡山200か・486
日野-日野

 2003年投入の移籍車です。元から高速色に彩られ、高速バスの予備車としても使われる存在でしたが、更に後部トイレを後付けして本格進出を果たしています。

岡山駅西口にて 2010.07.22 

NO.9125
岡山200か・632
日産デ-富士重

 2004年投入の移籍車は、何十年ぶりかの日産ディーゼル車。前面に大型LEDを備え、空港特急に高速バスに活躍中です。
 車内はやや古めかしくも重厚な座席が並ぶ仕様。前所有者では前から8列目までをつめて配置し、その後ろ2列を内向き配置可能な後部サロンとしていたようですが、移籍を機に?均等化されています。

岡山駅にて 2008.10.16 


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NO.2022
岡山200か・766
ふそう 別方向

 2009年投入の移籍車です。2022,2023に運賃箱はなく、県外高速専用として運用されています。
 NO.9026, 9223と同様、前面の行先表示は前面窓分割部直上に小型LEDを設置している他、側面表示にもドア上にLEDを設置しています。

岡山駅西口BTにて 2010.08.21 

NO.2023
岡山22か33-31
ふそう

 以上3台が2009年投入の移籍車です。この車のみ全固定窓であり、座席周りも他車とは異なっているようです。

岡山インターにて 2009.04.04 

[路線(長距離)]


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NO.9131
岡山22か32-75
日野-日野 別方向・履歴

 事実上最後の前後扉特急用車です。'93年には特急は原則観光タイプに統一され、その後は快速を中心に運用されました。その快速も'98年に廃止され、吉ヶ原線等で使用されていましたが、'01年に津山経由特急廃止された際、代替の普通便に復帰。そうして岡山〜津山線の廃止まで走り続けた車両です。

道の駅くめなんにて 2003.07.31 

[路線(中型)]


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NO.9152
岡山200か・774
日野-日野 別方向

 2007年導入の移籍車です。当初は奥田方面の路線に投入されていましたが、路線統合に伴い廃止を受け津山に移籍し、そのまま中鉄北部バスへ。スクールバスや予備車としての運用が主のようですが、勝山地区の路線末期には一時蒜山・新庄方面の運用を担当していました。
 前後(引)扉が特徴。車内は一部の座席を換装して着席定員の増加を図っています。

津山広域BCにて 2011.08.12 

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